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帰国してから、一週間。

  • Posted by: kyage.
  • 2011年3月27日 13:20

考えてみると、先週の土曜日の夜に日本に帰国したので、帰国してからそろそろ一週間経ったんだなあ・・・。まあ、帰国前から聞いてはいたけれども、テレビは本当に震災と原発のことだけ、CMはいつもACだけ。しかも原発の件はいまだ収束する気配が見えず。放射能漏れしまくってる現場に、被曝覚悟で飛び込んでいくひとびと・・・ 彼らの尊き自己犠牲の精神に対して、われわれは敬意を表すべき・・・ 

それに異論はないんだけど、何となく色んな方面で、本来それほど関係ないところで萎縮なり自粛の傾向が見られるのが、この国の気がかりなところである。おそらく、ビートたけしのようなオピニオン・リーダーが、悲惨な状況でお笑いなんかできない、というような趣旨のことを言ったりしてることもあり、多方面で、何となく自粛すべき、という雰囲気が広がってる感じがする。当然のことながら、電気に関しては、関東では省エネを考えなければならない状況だろうが、それ以上に、「被災者のことを考えて、被災者の受苦を共有しなければならない」という道徳的言説がはびこっているように思われる。

が、これは「日本復興を迅速に進めるべき」という観点から考えれば、憂慮すべきことである。これからの復興のことを考えれば、まず通常の状態に戻せることは、どんどん通常の状態に戻していく努力をしていくべきだ。プロ野球開幕の件が端的な事例だと思うが、どう考えても、開幕日を遅らせることが国民のためになっている、という言い方は間違っている。ドームの電気消費の問題だけなら、巨人が関西の球場を使わせてもらうだけで、解決する問題である。電気がないのは東京だけだ。少しでも試合を多くやって、その収益金をちょっとは被災地に回したりするほうが、はるかに日本のために、被災者のためなるというものだ。

「~するな」ではなく、「~やろう」ということを日本復興のキーワードにしていかないと、復興は遅れるばかりだろう。ぼくらに必要なのは、つらい状況の中でも以前と変わらない生活を早く取り戻そうとする強い意志、ということになるんじゃないだろうか。できることからやっていこう、と。

話は変わるけど、子供の頃、ロボットの展示会のようなものに行って、そのとき、「ロボットは将来的には、たとえば人間が活動できない放射能まみれの場でも仕事ができるようなものにしたい」、というような説明を受けたような気がするんだけど、あれから20年くらい経っても、そんなロボットはできてないんですなあ。そんなロボットがあったら、まさに今が働き時なんですけどね・・・。

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